VMD(売場づくり)の基本とすぐできる改善ポイント

「売上を伸ばしたいけれど、商品をただ並べているだけになっている…」
そんな時に役立つのが VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング) です。

VMDとは「お客様に商品をどう見せるか」を設計する売場づくりの手法。
ちょっとした工夫で、同じ商品でも売れ方が大きく変わります。


1. 売れ筋商品を「視線の高さ」に配置する

  • 人の視線は自然と「腰〜目の高さ」に集まります
  • 利益率の高い商品や売りたい商品はこのゾーンに置くと効果的

2. 季節感を演出する

  • 季節イベントに合わせて売場の雰囲気を変える
  • 例:春は桜モチーフ、夏は涼しげな色合い、秋はハロウィン、冬はクリスマス
    👉 季節感の演出は購買意欲を高め、来店動機にもつながります

3. まとまりを意識する

  • 同じテーマの商品をまとめて陳列する
  • 「用途別」「価格帯別」「色合い別」などでグルーピング
    👉 お客様が「選びやすい売場」になる

4. POPで商品の魅力を伝える

  • 「どんな場面で使えるのか」「おすすめポイントは何か」をPOPで補足
  • 手書きや写真付きPOPは特に効果的

5. 通路の動線を意識する

  • お客様の動きに沿って売場を設計する
  • 入り口からレジまでの間に「つい手に取りたくなる」商品を配置すると購買率がアップ

本質は「買いやすさ」と「ワクワク感」

VMDの目的は「見栄え」だけではありません。
お客様にとって 買いやすく、つい立ち寄りたくなる売場 を作ること。
小さな工夫の積み重ねが、売上に直結します。


まとめ

  • 売れ筋は視線の高さに配置
  • 季節感を取り入れる
  • 商品はテーマごとにまとめる
  • POPで魅力を補足する
  • 動線を意識して配置する

VMDの基本を押さえるだけで、売場は大きく変わります。今日から一つでも試してみましょう。

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